先日、札幌市動物愛護管理センター（愛称：あいまるさっぽろ）を
見学させてもらう機会がありました。
たくさんの猫が綺麗ならケージで保護されており、それぞれの猫の性格を
スタッフさん考案の表現で
おだやか ＝ 甘口🍛
少し怖がり ＝ 中辛🍛
怖がり ＝ 辛口🍛🔥
のような感じでケージに貼られていて、とてもわかりやすかったです。
今は野良猫よりも断然猫の多頭飼育崩壊が多いそうで、今後も大きな課題と
なっていくと対応してくださった獣医師がお話しされていました。
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当院近くにペットショップがオープンしました。
きっとかわいい仔犬にたくさん会えるのかなと思います☺️
ただ、ご家族にお迎えする前に、しっかりとその犬種の性質について
勉強して欲しいと思うのです。
決して、買い物帰りにちょっと寄って買っちゃった、なんてことは
絶対あってはならないことです。
かわいいという理由だけで飼わないで欲しいです。
その犬種にはどんな病気があるのか。
本当に飼いやすい性格なのか。
運動量はどれくらい必要なのか。
その子が老いを迎える10年、15年後、自分は何歳になっていて介護はできるのかどうか。
資金面は？
きちんと予防の意識はありますか？
などなど。
例えば。
柴犬は、警戒心の強さや頑固さなどがある犬種です。
しつけは簡単ではなく、初心者に強くおすすめできる犬種ではありません。
また、
アレルギーや皮膚疾患が多く、治療は一生涯になることも。
長生きする子も多く、歳をとると認知症になりやすい報告もあります。
チワワの散歩は毎日必要です。
小型犬は散歩に行かなくてもいいは間違いです。
散歩は社会化のために必須。
毎日行って色々な経験をさせることはとても大切なことなのです。
また心臓病や肝臓病、膝蓋骨の問題などでることが多い犬種です。
ペットショップで3回目のワクチン（正確には生後4ヶ月の追加ワクチン）が終わるまで
絶対外に出さないでください、と指導されてしっかり守っていらっしゃる飼い主様が多いです。
その子のために、言われたことをきちんと守るなんて当然のことです。
しかし、それは仔犬の社会化に大きな影響を与えてしまうことも。
室内以外の刺激を全く受けずに育てられ、いざ散歩ができるようになる時期に達した時
それは人間のお子さんで例えると小学校入学頃の年齢になります。
幼稚園や保育園に全く通わずに、友達とも遊ばずに小学校入学を迎えた時。
「さあ！友達たくさん作っておいで！」
想像してみてください。
ネット情報に惑わされず、正しい知識を。
そしてしっかり情報収集を。
整った環境を。
そして10年後も15年後もかわいいパートナーがあなたのそばに
寄り添っていますように。